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ごあいさつ

宗教法人 聖グレゴリオの家 理事長
ラバヌス・ペトリ神父

ホームページを訪れてくださった皆さまへ!

ようこそおいでくださいました。わたしたちの活動に興味をお示しくださり,とてもうれしく思います。

聖グレゴリオの家は特別な場所です。2018年5月に初めてこの家を訪れたとき,わたしはそのことをはっきりと感じました。神さまへの賛美,人々の喜びとなるような奏楽と歌声,これがこの家の本質であり,この家の雰囲気を醸し出しているのです。生き生きとしたもてなしの心もまた,この家の特徴です。

もう40年近く,男性女性を問わず多くの人々が,それぞれの能力に応じて教会の礼拝において音楽を担当し,教会のなかで役割を果たすことができるよう,この家で教育を受けてこられました。グレゴリオ聖歌の歌唱であれ,オルガン演奏,あるいはポリフォニー音楽であれ,聖グレゴリオの家は,芸術と才能とが結び合わされる場なのです。

しかし,それだけではありません。別の次元でも,聖グレゴリオの家は日本の人々のために大切な役割を果たしています。ヌルシアの聖ベネディクトゥス(480年頃~543年頃)の修道規則に則った生活を送り,その生活態度を通して神さまに栄光を帰し「世の光,地の塩」(マタイ福音書5章)となる意思を表明しておられるオブラーテ(奉献者)の方々にとっても,この家は心のよりどころとなっているのです。

聖グレゴリオの家を訪れてくださる人すべてに,神さまの豊かな祝福と,歌声の響きやオルガンの音を通して神さまをたたえる喜びとがありますように。またホームページを訪れてくださった皆さまにも,神さまの豊かな祝福がありますように。

ラバヌス・ペトリ
(ベネディクト会士,聖オッティリエン大修道院)


Liebe Besucherinnen und Besucher unserer Homepage!

Sehr herzlich darf ich Sie begrüßen und freue mich, dass sie sich für uns interessieren.

Das Haus St. Gregorio ist ein ganz besonderer Ort. Das wurde mir bewusst, als ich im Mai 2018 zum ersten Mal hier zu Besuch war. Musik und der Gesang – zur Ehre Gottes und zur Freude der Menschen –  spielen in diesem Haus eine wesentliche Rolle und prägen die Atmosphäre. Aber auch gelebte Gastfreundschaft zeichnet St. Gregorio aus.

Seit nunmehr 40 Jahren werden in diesem Haus Frauen und Männer ausgebildet, die durch ihr Können in den Pfarreien die Gottesdienste musikalisch gestalten und für das Leben einer Pfarrei eine wichtige Funktion übernehmen. Ob es sich um das Singen des gregorianischen Chorals handelt, um das Orgelspiel oder polyphone Gesänge – das Haus St. Gregorio ist eine Zelle, wo Kunst und Können verbunden werden.

Aber nicht nur das. St. Gregorio spielt auch noch auf anderer Ebene für viele Frauen und Männer in Japan eine wichtige Rolle: Es ist geistliches Zentrum für jene, die als Weltoblaten ihr Leben nach der Regel des heiligen Benedikt von Nursia gestalten und in dieser Haltung Gott die Ehre geben und den Willen bekunden, „Licht der Welt und Salz der Erde“ zu sein.

Darum wünsche ich allen, die in St. Gregorio ein- und ausgehen, Gottes reichen Segen und ein frohes Herz, das Gott preist – ob mit Orgelklängen oder mit dem Klang der Stimme.

Auch Ihnen, liebe Besucherinnen und Besucher unserer Homepage, wünsche ich Gottes reichen Segen.

P. Rhabanus Petri OSB


ごあいさつ

聖グレゴリオの家
宗教音楽研究所所長
橋本周子(はしもと・ちかこ 教会音楽家)

聖グレゴリオの家は,教会音楽の研究,保存,普及を目指して1979年に設立いたしました。以来,大変にゆっくりとした歩みではありますが,祈り,研究,教育の三本の柱を中心として,その目的に向かってさまざまな可能性を試みてまいりました。

キリスト教の典礼と典礼音楽を考えるとき,欠かすことのできないグレゴリオ聖歌をはじめ,キリスト教会が宝としてきた音楽の保存,私たちにとっての賛美の音楽のあり方,特に日本の文化,伝統をふまえたうえでの賛美の可能性を探してまいりました。新しいものを追求し,現代に対応していくためには私たちの持っている伝統文化―しかも地方色にとらわれない―の上に立ってこそ何かを見出せると考えているからです。

「教会音楽の真の目的が,神の栄光と賛美,信者の聖化にあることを思うとき,その実践の前に,永遠の神への礼拝―祈り―なくして,その真髄に達することは出来ないでしょう。日々止むことなく捧げられる礼拝から,すべての活動が流れ出るのです。」

これは聖グレゴリオの家の創立者ゲレオン・ゴルドマン神父の,設立に当たっての言葉です。典礼行為は人間の行いの中でもっとも尊い行為であり,音楽はそこから生まれ,発展してきたものであるということに創立者は徹底しておりました。

以来,ローマ・カトリックの典礼を守りながら,研究,保存,普及,教育にと試行錯誤を重ねて今にいたっております。創立当初から宗教・宗派を超えて多くの方々との関わりの中でその活動を続けていることも,この家の特色と言えるでしょう。芸術は人類共通の財産であり,音楽は人びとの心と霊の言葉であり,糧となるものです。ここに境はありません。ここに調和の営みを見出したいと望んでいます。

現在150名いる教会音楽科の修了者が,それぞれの立場で充実した活動を続けていることは大変に喜ばしいことです。

2005年11月30 日,聖グレゴリオの家は教皇庁の承認を得て,ドイツ国立レーゲンスブルク教会音楽・教育音楽大学と提携しました。この提携により,「教会音楽B」(ドイツ国家資格で,教会音楽における学士の学位)と「教会音楽C」の資格が日本においても取得できるようになりました。

教会音楽家としての資格は,日本の社会において専門職としては成り立ちませんが,その資格を得ることによって教会音楽に対して確信を持ち,教会音楽家としての責任ある務めを果たすことができるようになることを考えております。また学ぶ人にとっては,ドイツ国立レーゲンスブルク教会音楽・教育音楽大学との交流の可能性も生まれ,大きな目標と励みになることと思っております。

祈りと音楽をとおして,聖グレゴリオの家が人びとの安らぎの場となることを願っています。

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