【お知らせ】第42回教会音楽講習会(10/18・19)

第42回 教会音楽講習会

「典礼とともにグレゴリオ聖歌を学ぶ」

~セミオロジー(古楽譜記譜法解読解釈)が伝えること~


キリスト教会は昔から、「週の初めの日」、弟子たちが復活のイエスに見えることのできた喜びの日に集まり、その集いのなかに主イエスのおられることを信じて、聖書のみことばを味わい「主の晩餐」を守ってきました。この典礼集会は、1年を通して「主日」(日曜日)ごとに続けられましたが、次第に主の過越祭である復活祭と、教会の誕生祭である聖霊降臨祭を中心に、年間の典礼暦が整えられるようになりました。

今回の講習会では、「年間」と呼ばれる期間に焦点をあて、講習会の2日目、10月19日(日)の「年間第29主日(C年)」の典礼をご一緒に学んでまいりたいと思います。年間C年の福音朗読はルカ福音書から選ばれますが、講習会1日目の18日(土)はちょうど聖ルカ福音記者の祝日にあたりますので、聖ルカ福音記者を晩課でお祝いします。

わたしたちはこれらのグレゴリオ聖歌のネウマ譜から、汲みつくすことのできない豊かな内容を中世の人々とともに味わうことになるでしょう。なぜならネウマ譜は、湧き出でる泉のように彼らの聖書の黙想から溢れ出た歌を書き留めた記号だと思われるからです。また、ご一緒に晩課もお祝いいたします。かの日のエマオの弟子たちのように、わたしたちも主イエスにお願いいたしましょう。「一緒にお泊まりください。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いています」(ルカ24:29)と。2日間のグレゴリオ聖歌の学びを通して、みことばに親しみ、典礼のなかでみことばを歌う喜びをともにすることができますように。

聖グレゴリオの家理事長   西脇 純


■第42回教会音楽講習会 講義内容

【講義:年間第29主日(C年)・聖ルカ福音記者について】 西脇 純

【年間第29主日ミサの実践】 上出 朝子 ・鈴木 菜穂子

【聖ルカ福音記者の祝日の晩課の実践】 上出 朝子 ・鈴木 菜穂子

【初心者のためのグレゴリオ聖歌講座】

(希望者のみ)鈴木 菜穂子 ・上出 朝子

◆費用:受講料

〈全日参加〉

  • 一般 16,000円
  • 賛助会・友の会14,000円

〈1日参加〉    

  • 18日 一般 12,000円
  • 賛助会・友の会 10,000円
  • 19日 一般6,000円
  • 賛助会・友の会5,000円

いずれも食事代は含まれません。

◆参加資格:グレゴリオ聖歌/典礼に興味のある方ならどなたでも参加できます。宗教、教派、年齢、音楽経験は問いません。

【その他】

◆宿泊について:宿泊はできません。

◆食事について:食費は受講料に含まれていません。

ご希望の方にはお弁当のデリバリーを承りますので、申込書にご記入ください。

◆持ち物:受講票、筆記用具、上履き

◆申込方法:下記(1)(2)のいずれかの方法でお手続きください。

1)申込書に必要事項を記入の上、郵送またはFAXしてください。

受講料、お弁当代の合計金額をお振り込みください。

2)申込書、受講料他の代金を事務所窓口まで直接持参してください。

講習会案内( PDFファイル)はこちらです

申込書はこちらです

申込書と入金を確認後、受講票をお送りします。