【お知らせ】「オルガンに親しむ一日③」2/11(火・祝)へのお誘い
2/11(火・祝)に開催する「オルガンに親しむ一日③」のテーマは「グレゴリオ聖歌とオルガン音楽」。
グレゴリオ聖歌とアーレントオルガンを学び、聖グレゴリオの家の聖堂で歌い、聴く一日です。
今回の講師は、西脇純(聖グレゴリオの家理事長、日本グレゴリオ聖歌学会会長)が主題テーマについて解説します。それを受けて、椎名雄一郎(東北学院大学教授)、岩崎真実子(聖グレゴリオの家所長、本学講師)、J-P.メルカールト(本学講師、オルガニスト)各氏がそれぞれオルガン演奏を担当します。
休憩を挟み、午後から三橋利行氏(高エネルギー加速器研究機構、総合大学院大学名誉教授)が「ローマ時代からゴチック、ルネサンス時代に至るオルガンの発展の歴史①」担当します。
1)講演テーマ
日本グレゴリオ聖歌学会の会長であり聖グレゴリオの家理事長でもある西脇純氏(現在西南学院大学国際文化学部教授)が、今回のテーマである「グレゴリオ聖歌とオルガン音楽」と題し、グレゴリオ聖歌とそれを起源としたコラールについて解説します。
2)テーマに沿うオルガン演奏
最初の西脇純氏の解説を受けて、椎名雄一郎、岩崎真実子、J-P.メルカールトの各氏が、グレゴリオ聖歌起源としたJ. S. バッハやD. ブクステフーデらが作曲したオルガンコラールをはじめとする小品を演奏します。
3)三橋利行氏の講演①
午後の部は、「ローマ時代からゴチック、ルネサンス時代に至るオルガンの発展の歴史」と題した三橋利行氏による講演。物理学者であり、オルガンビルダーでもある氏が、オルガンという楽器の歴史と魅力について、ビジュアルなデータを用いながら解説します。
4)三橋利行氏の講演②
三橋氏はかつて、2024年12月に逝去したユルゲン・アーレント氏の下でオルガンビルディングを学びました。氏が手がけたオルガンも日本に数台あります。
聖グレゴリオの家にあるアーレントオルガンの特長を知り尽くし、これまでも調律や調整を担当しています。今回は氏が自ら製作したポルタティーフオルガンを持ち込み解説します。
5)グレゴリオ聖歌”Magnificat マニフィカート”でオルガンとの交互唱も!
プログラムの締め括りは”Magnificat マニフィカート”を取り上げます。
今回はグレゴリオ聖歌”Magnificat”を練習し、オルガンとの交互唱に挑戦します。オルガンはJ-P.メルカールト氏が第8旋法のMagnificatを即興で演奏します。聖グレゴリオの家でしか体験できない貴重な機会となることは間違いありません。
6)休憩時間の過ごし方
聖グレゴリオの家には練習用オルガンを3台備えています。1時間半の休憩時間で、希望者はオルガン見学とともに短い時間ですが試奏できます。またアカデミアミュージック社が楽譜を出張販売します。どうぞご利用ください。
7)ぜひこの機会をお楽しみください
ここまでプログラムと時間の使い方について紹介しました。
今回は「グレゴリオ聖歌とオルガン音楽」。
グレゴリオ聖歌、オルガン、それぞれに興味をお持ちの方にとって意義深い機会となるでしょう。受講料は一般10,000円、友の会・賛助会会員8,000円、学生5,000円です。まだまだ受付しています。奮ってのご参加をお待ちしています。