【報告】オルガン特別セミナー(10/4)

「オルガン特別セミナー」を10月4日(土)15時〜17時、聖グレゴリオの家聖堂で開催しました。

初めての開催となった今回は、J. S. バッハのオルガン曲集「ライプツィヒコラール集」に収録されているオルガン曲のなかで、アドヴェントに演奏される機会の多い「来たれ、異邦人の救い主よ “Nun komm, Heiden Heiland”」と題されているBWV659-661の3曲を取り上げました。進行と各曲の解説をスライドを用いて椎名雄一郎先生が担当、659を石川マンジョール優歌、660を加藤麻衣子、661を大木麻理、安井歩ら4名の各講師が演奏し、それぞれに解説を加えました。

参加者からも質問を受けた回答や、さらに椎名先生による解釈やフォローなど、盛りだくさんの内容でした。

参加者は約50人。各自がそれぞれ楽譜を持参し、講師から発せられる演奏のポイントを入念にメモを取ったり、ストップの選択による音の違いに耳を傾けたりと、中身の濃い2時間があっという間に過ぎた印象でした。

参加者にとっては、クリスマスの準備をする上でもアドヴェントの作品を取り上げたタイミングも良かったのではないでしょうか。

椎名雄一郎先生と岩崎真実子所長をはさんで今回の講師陣たちと