【祝降誕】聖グレゴリオの家からのクリスマスメッセージ(2024.12.25)
いと高き所には栄光、神にあれ
地には平和、御心に適う人にあれ。(ルカ福音書2:14)
主のご降誕のお慶びを申し上げます
能登半島地震の発災とともに明けた2024年に早くも年の瀬が迫り、街中にイルミネーションの明かりが溢れるようになりました。次々と報じられる世界中からの痛ましいニュースに茫然とし、暗澹たる思いを抱くことの多い一年でもありました。それだけに、マタイとルカ福音書で語られるイエス様のご降誕の物語はいっそう切実にわたしたちの心をゆさぶり,決して希望を失わないようにと励ましてくれるのではないでしょうか。
聖グレゴリオの家にとりましても、本年は3月25日に橋本周子前所長・理事長が天に召され、大きな試練の年となりました。当たり前のようにご指導を仰ぐことのできた日々がどれほどかけがえのない恵みであったかを、感謝とともに噛み締めております。そのようななかにあって、これまで通り、物心両面にわたるご支援を賜り、励ましてくださいましたグレゴリオの家に関わるすべて皆様に、一同、心より御礼申し上げます。
45年前にゲレオン・ゴルドマン神父様が創設なさり、橋本周子先生が育ててくださったこの家を、託された使命とともに引き続き守ってゆく所存です。引き続き、この家を訪れ、神様のご光栄と地上の平和のために、ともにお祈りくださいますようお願い申し上げます。
来たる2025年が皆様にとりまして祝福に満ちた1年でありますように!
宗教法人聖グレゴリオの家 一同