オペレッタ教室のご案内

オペレッタ教室のお知らせ

桜の満開の美しい時期になりました。世界的なコロナウイルスの問題で不安定な日が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
聖グレゴリオの家も、3月は全面的に閉鎖をいたしました。東京教区の方針に従って日曜日の礼拝も全部中止にいたしました。一日も早く終息の兆しが見えることを願うこの頃です。つきましてはオペレッタ教室も4月の半ばまで活動を中止いたします。
4月22日から始めたいと予定しております。コロナウイルスの感染状況において変更がある場合は追ってお知らせいたします。お知らせがない場合は予定通りに4月22日午後5時からオペレッタ教室をはじめます。→7月1日 追記:練習開始の目処が立ちましたらご案内いたします。

今回のプログラム「降誕ものがたり」

今回は聖書にもとづいてキリストの誕生の場面を取り上げました。特別に今年の特色は『プロフェラムス・ユビロ』の子供たちの器楽の演奏との共演を企画しております。それは楽器の演奏に合わせて歌うという試みです。
音楽を学ぶ上で一番大切なことは、アンサンブル(共にという意味で、少人数の合奏、合唱または合唱団、合奏団)で音楽経験をすることです。またいろいろな国の言葉(歌詞)を通してその国特有の歴史から生まれてきた文化芸術に触れることが大切です。特に純粋な子供たちが、それぞれの国の文化芸術を感覚として触れることは、音楽を学ぶうえでとても大切なことである、とわたくしは考えております。
前回、「星の王子さま」でフランス語の歌詞でクリスマスの歌を歌った意味もここにありました。あの美しいフランス語の響きを子供たちに経験してほしかったのです。
今回は、不思議なキリスト誕生に関しての美しい歌を、グレゴリオ聖歌の持っているメロディ(音楽の源泉となった旋律)を中心にして演奏、演技に挑戦したいとおもっています。ヨハン・S・バッハの受難曲に見られるように、福音史家による聖書朗読の合間にたくさんの歌をいれていく構想です。このような形式の演奏は教会の歴史から見てもごく初期のころから行われていたものです。
オペレッタ教室の子供たちとプロフェラムス・ユビロの共演によって、音楽的な体験を楽しみたいと計画しております。
オペレッタ教室の子供たちが豊かな感性に包まれますように。

聖グレゴリオの家   橋本周子


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