◆古楽科講師◆

🔴小田切 弘美 Hiromi Odagiri(合奏教室)

東京藝術大学音楽学部別科古楽科修了。ヴァイオリンを澤和樹氏他に師事。バロックヴァイオリンを荒木優子、若松夏美の各氏に師事。現在は様々なアンサンブル、オーケストラの演奏会に出演している。

🔴坂 由理 Yuri Ban(チェンバロ、通奏低音)

東京藝術大学作曲科卒業。古楽研究会にてチェンバロを鍋島元子に師事。04年、チェンバロのための“Prelude”でアメリカ・アリエノール作曲賞佳作受賞。共著、共訳書に「クレ・スタディ―音部記号の歴史とともに」(全音楽譜)、E.バイアーノ著「チェンバロ教本」(Ut Orpheus)など。東京藝術大学声楽科伴奏助手を経て、東京音楽大学、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師。

🔴辻 康介 Kosuke Tsuji(音楽語法)

国立音楽大学楽理科卒、同音楽研究所研修科修了、ミラノ市音楽院バロック声楽科 2 年専門課程修了。声楽を牧野正人、C.カヴィーナ、R.バルコーニらに、古楽演奏理論を D.フラテッリ、E.ファディーニ、指揮法基礎を杉山洋一に師事。6音階名唱の指導者として、日本コダーイ協会、愛知県立芸術大学ソルフェージュ研究会、日本音楽学会、日本合唱連盟、Chorus Company などに招かれた。声楽家としてはモンテヴェルディ作曲「オルフェオ」のオルフェオ役、「星座へ」(ふじのくにせかい演劇祭 2022)、「池の畔の遊歩音楽会」(鳥越けい子)等の他、自身のプロデュースで「F.ラージ全曲演奏会」や CD+book「おとなのための俊太郎」。聖グレゴリオの家、フォンス・フローリス古楽院講師。聖心女子大学グリークラブ常任指揮者。日本コダーイ協会会員。

🔴福島 康晴 Yasuharu Fukushima(音楽語法)

東京音楽大学大学院作曲科修了。2006 年よりミラノ市立音楽院古楽科にてルネッサンス・ポリフォニーをD.フラテッリ氏の下で学ぶ。2009 年 M.グランチーニ(1605-69)研究の論文及びコンサートをもって最高点・褒賞付きで修了。また、モンテヴェルディ周辺の音楽理論・演奏慣習をR.ジーニに師事する。同時に指揮科にも在籍し、E.ポマーリコ、杉山洋一の各氏に師事。2012 年に帰国し、イタリア・バロック音楽を中心に演奏する古楽アンサンブル『エクス・ノーヴォ』を立ち上げ、主宰及び指揮者として活動。また、後期ルネッサンスから初期バロックにかけての音楽理論に精通し、当時の理論書からひもとく音楽理論セミナーを多数実施。洗足学園音楽大学非常勤講師、フォンス・フローリス古楽院、日本合唱指揮者協会コーラスアカデミー講師、日本イタリア古楽協会会長。

🔴曽根田 駿 Hayao Soneta(音楽語法)

愛媛県出身。東京藝術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。2015 年より渡仏しリヨン国立高等音楽院のチェンバロ、古楽ハープ専攻で演奏家ディプロマを取得。2020 年にチェンバロ専攻修士課程(通奏低音/シェフ・ド・シャンChef de chant)を修了し後完全帰国した。中世音楽理論及び即興を R.ピカゾ氏、ルネサンス、バロック音楽理論及び即興を B.ジャナン氏、D.ベルナー氏に師事。ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J.-M.エイム、D.ベルナー、A.-C.ヴィネイの各氏に師事。古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。現在は中島恵美とのデュオ、イ・フィラトーリ・ディ・ムジカを中心に活動し、歴史的演奏法を扱うレッスンや講座も行うほか、2 種類の楽器の奏者として様々な奏者と共演している。