【お知らせ】第43回教会音楽講習会(10/17・18)

第43回 教会音楽講習会

「キリスト教音楽と日本」

~グレゴリオ聖歌と会衆歌の日本との邂逅~


キリスト教はおよそ2千年前、東ローマ帝国の東端、現在中東と呼ばれている地域に芽生え、その後、紆余曲折を経て世界に広がってゆきました。伝播した当地の文化要素を大胆に取り入れる一方、当地の文化にも影響を与えつつ、さまざまな文化交流のうねりをもたらして今日に至っているといえましょう。

今回の講習会では、キリスト教音楽の主に明治期以降の日本への伝来の様相に焦点をあて、日本におけるキリスト教音楽の現在地を確かめるとともに、これからのキリスト教音楽のあり方をも展望したいと思います。

本年2月、聖グレゴリオの家は、昨年9月に『日本の教会に響く歌:カトリック会衆歌の系譜と意義』(桜美林大学出版会)を出版された新進気鋭の音楽学者松橋輝子氏を講師に迎え、「日本の教会に響く歌~日本語で賛美するということ~」と題する研究部門主催の講演会を開催し、ご好評をいただきました。この反響を受け、再び松橋輝子氏にご登壇いただき、「キリスト教音楽はどのように日本に根づいたか」というタイトルでご講演をいただく予定です。

明治期以降、カトリック教会に再び新たに導入された歌のもう一つの翼は、グレゴリオ聖歌でありましょう。今年は、グレゴリオ聖歌の専門書として広く読まれた水嶋良雄『グレゴリオ聖歌』(音楽の友社、1966年)の発刊から60年の年にあたります。一方、今年刊行30年を迎える岳野慶作『グレゴリオ聖歌のこころ:その霊性の探究』(創風社、1996年)は、岳野氏が上智大学を経て愛媛県の聖カタリナ女子短期大学(現・聖カタリナ大学短期大学部)で教鞭をとっておられた頃に始まった私的研究会「アカデミア・グレゴリアーナ」の講義録が、ご逝去後に編纂された著作です。今回は、哲学者岳野慶作の捉えたグレゴリオ聖歌の霊性をご一緒に学びたいと思います。

毎年恒例の主日礼拝(主日のミサ)と晩の祈りのための聖歌練習もございます。丁寧な解説付きですのでグレゴリオ聖歌は初めてという方もどうぞご参加ください。

聖グレゴリオの家理事長   西脇 純


■第43回教会音楽講習会 講義内容

講義:10/17 13時~15時

「キリスト教音楽はどのように日本に根づいたか」 松橋 輝子

講義:10/18 10時~12時

「岳野慶作『グレゴリオ聖歌のこころ:その霊性の探究』 出版30年に寄せて」  西脇 純

【年間第29主日ミサ・晩の祈りの実践】 鈴木 菜穂子 ・ 上出 朝子 

【初心者のためのグレゴリオ聖歌講座】(希望者のみ) 鈴木 菜穂子

◆費用:受講料

〈全日参加〉

  • 一般 16,000円
  • 賛助会・友の会14,000円

〈1日参加〉    

  • 17日 一般 12,000円
  • 賛助会・友の会 10,000円
  • 18日 一般6,000円
  • 賛助会・友の会5,000円

いずれも食事代は含まれません。

◆参加資格:グレゴリオ聖歌/典礼に興味のある方ならどなたでも参加できます。宗教、教派、年齢、音楽経験は問いません。

【その他】

◆宿泊について:宿泊はできません。

◆食事について:食費は受講料に含まれていません。

ご希望の方にはお弁当のデリバリーを承りますので、申込書にご記入ください。

◆持ち物:受講票、筆記用具、上履き

◆申込方法:下記(1)(2)のいずれかの方法でお手続きください。

1)申込書に必要事項を記入の上、郵送またはFAXしてください。

受講料、お弁当代の合計金額をお振り込みください。

2)申込書、受講料他の代金を事務所窓口まで直接持参してください。

講習会案内( PDFファイル)はこちらです

申込書(DOCファイル)はこちらです

申込締切:10月9日(金)

申込書と入金を確認後、受講票をお送りします。