【新講座】世界の伝統歌謡を歌うゼミナールレポート

世界の伝統歌謡を歌うゼミナール開講中

4月11日から始まった新講座「世界の伝統歌謡を歌うゼミナール」。長年こちらで、ラテン語入門講座を担当してくださっているシルヴィア・ヴィーク柳田 先生が講師を勤めています。

この講座では、70分の時間の中で、毎回新しい曲を数曲紹介してくださっています。ギターを自ら弾き、その伴奏に合わせて歌っています。日本で知られている曲もあれば、初めて耳にする曲ももちろんあります。

これまで、4月には”Danny Boy”(ダニー・ボーイ)、”Auld Lang Syne”(オールド・ラング・ザイン=蛍の光)などケルトの民謡を英語で、5月には季節に合わせて”Komm, lieber Mai /Sehnsucht nach dem Frühling”(5月よ来い/春へのあこがれ)”Mai is gekommen”(5月がやってきた)などをドイツ語で歌っています。

そして、私がちょっとだけおじゃました6月20日、先生ゆかりのハンガリー民謡を歌いました。“Felsálott a páva”(孔雀が飛んだ)と”Tavaszi szél v áraszt”(春風吹いたら)の2曲です。”Felsálott a páva”という曲なのですが、特に個人的な思い出があります。もう40年以上も前のこと、大学時代に所属していた男声合唱団でゾルタン・コダーイ編曲によるハンガリー民謡曲集を歌ったことがあります。作曲家コダーイは各地を巡り、民謡を採譜したことでも有名です。曲集から5曲を歌った中の1曲だったのですが、当時は言葉を発音して歌うだけで、歌の意味を考えたこともありませんでした。

しかし今回、この歌が「自由や民族解放への強い願いを象徴する歌」で、孔雀が束縛から逃れて飛び立つ姿に、抑圧からの解放やハンガリー民族の独立を求めているんです」という作品の思いを先生から聞きました。また、この歌をモチーフにしたコダーイのオーケストラ作品もあります。歌が持つ意味や力が作曲家を掻き立てるテーマになることを改めて感じています。

7回コースは残すところあと18日の1回となりました。1回のみの受講も可能ですのでどうぞ。

その後は今秋も開講する予定です。どうぞお楽しみに。


■日時 7月4日、18日 (全7回 全て土曜日開催) 

■時間 15:30~16:40 

■場所:聖グレゴリオの家音楽室C

■受講料   7回一括:15,000円(税込)1回毎の受講料:2,200円(税込)


チラシ・申込み書はこちらからダウンロードできます


【講師プロフィール】シルヴィア・ヴィーク柳田 (やなぎだ)

ドイツ国立ヴュルツブルク大学文学部で、外国語(フランス語、英語、日本語、スペイン語)を学ぶ。

来日(1989)以降、ゲーテ協会、獨協大学、跡見学園女子大学短期学部、千葉商科大学、早稲田大学理工学部で、ドイツ語講師を務めた。現在獨協大学ドイツ語講師。聖グレゴリオの家では長年にわたり、ラテン語入門講座のゼミナール講師を務めている。