【お知らせ】古楽科・新講座10月開講のご案内(10/29より全18回)

聖グレゴリオの家古楽科が10月から開講する新講座「音楽語法の実際 16世紀~17世紀の音楽理論とその実践への応用」をご案内します。

参加メンバーを募集します。タイトルをクリックするとPDFファイルのチラシをご覧いただけます。

ご期待ください!お待ちしています!


古楽科・新講座開講のご案内

音楽話法の実際

16世紀~17世紀の音楽理論とその実践への応用」

16世紀から17世紀の音楽理論・演奏論を多角的に学びながら実践に応用する試みです。古楽レパートリーの本当の魅力を知り表現するには、彼らが残した音楽理論書などを通して、現代とは異なる発想や視点を多角的に学ぶ必要があります。この講座で学ぶ多様な音楽理論科目は、ルネサンス・バロック期のあらゆる音楽家が修道院付属音楽学校などで学んだもので、現在でも欧米の古楽科等では必須科目となっています。

音楽教育や演奏の現場の歴史を通して育まれたこれら作曲や即興演奏のための理論は豊かな演奏表現を妨げるどころか、古くて新しい演奏解釈へのアイディアにも満ち溢れています。ただし、これらの音楽理論は実践に応用してはじめてその価値が見え、実践を通してその意味もわかります。また、旋法・対位法・即興といった別々の角度からのアプローチし統合する中でより大きな果実に育つのです。

【本講座の講師と受講内容の概要】

《旋法》辻康介:ソルミゼーションと教会旋法

《対位法》福島康晴: 古典対位法とプロポルツィオ

《即興》 曽根田駿 :ポリフォニー即興、ディミニューション、通奏低音

各講師が得意分野を担当し、多角的な視点から取り組みます。*座学と演奏を半々に配分したイメージで講座が進みます。

  • 1回2時間のクラスを合計18コマ(各講師6コマ)行い、受講最終日に発表会を行います。
  • 取り扱う曲は受講生の専門、演奏可能な楽器や声種により選び、年間を通し講座全体で取り組みます。
  • 本年度修了後、希望者は次のレベルの2年次クラスを継続することが出来ます。

【対象】アマチュア音楽家、音大生または音大卒業生、プロの演奏家、音楽教育に関わる人など。何らかの楽器が演奏できるか、合唱において各パート内でのユニゾンが無理なく歌えるレベルが求められます。

【日程】全18回+発表会 火曜日16:00~18:00

①10月29日   ②11月19日   ③11月26日   ④12月10日   ⑤12月17日 2025年 ⑥1月7日    ⑦1月21日   ⑧1月28日    ⑨2月18日   ⑩2月25日   ⑪3月11日    ⑫3月18日   ⑬4月8日    ⑭4月22日  ⑮5月13日    ⑯5月20日    ⑰6月3日   ⑱6月10日    6月24日(発表会) 

【受講料】146,300円(税込)(全18回+発表会) 維持費5,500円(税込) *分割希望の場合は相談に応じます

申込み締切:2024年10月15日(火)

※受講者が4名未満の場合、開講いたしません。